1. ごあいさつ

    一人ひとりが考える組織に。
    そのお手伝いをします。

  2. スタッフ紹介

    私たちが、
    あなたの会社をサポートします。

  3. ミッション・ビジョン・バリュー

    3つの強みで
    あなたの会社を支援します。

  4. 出版物

    コーチング、労務管理などの
    書籍を執筆しています。

  5. 会社概要・アクセス

    池袋駅徒歩5分。
    オンラインでも直接でも。

  6. リクルート

    株式会社シエーナの人材募集。
    私たちとともに働きませんか?

リーダーシップ向上に必要な3つの意識チェンジとは?

leadership 未分類

弊社では、管理職の方のリーダーシップを向上させ、組織としての成果を出すことを目的とした1to1コーチングを実施しています!!

リーダーシップを向上させるということは、言葉で言うと簡単ですが実践となると大変です。

実際にある企業のマネージャーの方が「マネジメントは手法なので、次ぎにこうすればいい、というのが見えるが、リーダーシップを向上させることのほうが難しいです」とおっしゃっていたのが印象に残っています。確かに、リーダーシップを向上させるという中には、人としてのあり方が問われる部分もありますので、簡単ではありません

それでは、管理職がリーダーシップを向上するためには、どんなポイントを意識したらよいのでしょうか?リーダーに求められることは多々ありますが、まず取り組むべき3つの意識チェンジのポイントをご紹介します。

1)プレイヤーを手放し、チームの成果を目指す意識チェンジをすること

多くの管理職はプレイングマネージャーです。したがって管理職としての役割はもちろんですが、一方いちプレイヤーとしての成果も求められます。

しかし、管理職の方が最大限プレイヤーとしてがんばっていても、チームとしての総合力はなかなかアップしません。やはりチームとして組織としての総合力を上げるためには、1人1人の能力を向上させること・・・すなわち、部下を育成することが必要不可欠になって参ります。

実際に、管理職の方とリーダーシップ向上を目的としたコーチングを実施する際には、必ずさせていただく質問があります。

それは、ご自身の【プレイヤー】と【マネージャー】のバランスについてです。

具体的には、全体を100%とした場合の、現在のご自身の【プレイヤー】と【マネージャー】のバランスを設定していただき、今後目指していくバランスを決めていただきます。

例えば、現状が【プレイヤー90%】:【マネージャー:10%】の場合は、今後は【プレイヤー70%】:【マネージャー:30%】を目指す、というかんじです。

コーチングを受けられる方にこのような質問をさせていただくと、たいていは、ご自分のプレイヤー度が高いという現状と、マネジメントに対する割合を増やさないと組織としての総合力が上がらない、ということに気づかれます。

その上で、具体的にプレイヤーを手放し、マネジメントの割合を上げるために、何をするか?という点に焦点をあてて、コーチングを進めていきます。

このようにシフトしていくことで、結果的に部下を育成する時間を確保することにつながり、チームとしての総合力が増えることになります。

2)これまでのやり方を変えるための意識チェンジをすること

私たちは、頭では理解していても、まだまだ次のような過去の常識や思いこみに囚われていることが多々あります。

1.性別役割分担による意識(いわゆる女性は家庭、男性は外で仕事という考え方)
2.長時間残業が前提の働き方
3.指示命令型マネジメントありきの働き方
4.協調性ありきの働き方 など

このような思考に囚われていると、頭では変化が必要だと理解してても、自分の中で「~べき思考(~すべき)(~しないべき)」といった思考に囚われてしまい、新しい考え方を生み出したり、考えたりすることができません

そこで、まずは自分がどのような考え方に囚われているのかを自覚し、今まで無意識にひきおこしていた思考パターンから抜け出すということが必要になってきます。

この思考パターンが変わらない限り、どんなに変わるべきだと理解していても、変わることができません(>_<)

したがって、まずは自分がどのような思考に囚われているかを知り、その上で、その思考を少しずつ緩めていくことで、新しい考え方やそれに伴う行動にシフトしていくということになります。

3)多様な価値観を受け入れるという意識チェンジをすること

管理職には、多様な価値観を持つ部下1人1人を、組織が向かう1つの方向組へ統率していくことが求められています。

ここで大事なことは、他人の価値観を変えることが求められているのではない、ということです。

1人1人が大事にする価値観は、これまで育ってきた環境や遭遇してきた出来事により培われているため、結果として1人1人異なります。
その価値観を変える、ということはハッキリ言って難しいことです。

また、一方で誤解をしないでいただきたいのは、決して1人1人の価値観を組織の方向性よりも優先しなければならない、というわけでもない、ということです。

したがって、リーダーである管理職は、1人1人の価値観は違う、ということを受け入れ、相手の価値観を変えることを手放した上で、組織の方向性へ引っ張っていくということが必要です。

よく、部下の個性や強みを活かそう、ということが言われていますが、大前提として、組織としての価値観が優先された上で1人1人の個性を活かすという考え方をする必要があります。

以上、リーダーシップを向上させるための3つの意識チェンジのポイントになります!!
リーダーシップ向上のためには、まずはこの3つの意識チェンジからスタートしてみてください(^_^)

関連記事