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自分の思考や感情に気づく(アウェアネス)力を高めよう

Emotional management

現在の激変の時代を生き抜くためには、企業のリーダーは、これまでの枠や常識を超えたことにチャレンジし、チームを指導していく力を身につけることが求められています。

しかし、リーダーだって人間です。

「こうすればうまくいく」というマニュアルもなく、うまくいくという保障もない中で、自分で考えて決断して新しいことにチャレンジしていかなければならない時に、当然「うまくいかなかったらどうしよう・・・」という【怖れ】の感情が出てくることもあることでしょう。

そう、誰だって変化することは、とにかく【怖い】ことなのです。

ですが、意外とこの【怖れ】の感情を誤解している人が多くいらっしゃいます。

例えば、 怖れを感じることが恥ずかしく悪いことだと位置づけて、怖れを感じている自分を否定してしまったり、自分の中の怖れの感情を無視したり、無意識に抑圧してしまっているということが起きています。

誤解してほしくないのですが、怖れの感情を持つことは、決して恥ずかしいことでも、悪いことではありません(キッパリ)。

というか、むしろ人間ですから、怖れの感情を感じることは、ある意味当たり前のことです。

それでは、何が問題なのか?というと、怖れの感情のままに新しい行動を起こさないことです。

つまり、怖れの感情に反応して一体化してしまうことで、無意識に自分にとって安全な方を選択してしまい、結果的に新しい行動を起こさないことを選択してしまうことが問題なのです。

このように感情に反応して一体化してしまうことを防ぐためには、リーダーは常に自分自身の内面と向き合い、【自分の思考や感情に気づく(アウェアネス)力を高める】こと、すなわち【自己認識力をあげる】ことが大事です。

感情に支配される前に、自分の中にある感情にあらかじめ気づくことで、自分で自分の行動を選択することができるようになります。

感情と一体化しないために「気づき」というワンクッションがあると、自分を(自分の思考や感情を)ちょっと距離を置いてみることができるようになります(^^)

実は、私自身のここ数年、この「自己認識力を上げること(アウェアネス)」に取り組んできました。

だからこそ自信を持って言えるのですが、自己認識力は、間違いなくトレーニングで上げることができます。

私自身、自己認識力が上がってくると、自分の中にあまりに「怖れ」「不安」などのネガティブな感情が多くあることに愕然としました(笑)

ですが、それを踏まえた上で、このようなネガティブな感情を無視せずに「ああ、いま自分はすごく怖いと思っているんだなあ。」とか「ああ、いま自分はこのことについて不安なんだなあ。」とか、自分で自分の感情を味わい抱えることができるようになってくると、こうしたネガティブな感情そのものや、ネガティブな感情を感じている自分自身も、ありのままに受け入れられるようになってきました。

そして、その上で、怖れを感じながらも、「怖いけど、新しい行動を起こそう」「怖いけど、チャレンジしてみよう」という選択ができるようになりました(^-^)/

ぜひ、怖れの感情を無視せず、抑圧せず、まずは自分の中にある怖れの感情に気づいた上で、その感情を受け入れてみてください。

そして、その感情を抱えた上で、どうしたいのか?という問いを改めて自分自身に問うてみましょう。

自分の行動を選択できるのは、自分自身です。

ぜひ、試してみてください!!